すっかり、チンアナゴの虜となった私は、マリンワールド海の中道から家に帰ると、早速、チンアナゴやニシキアナゴが飼えるかどうか、ネットで調べてみました。
すると、この当時でも意外と飼われている方がいて、水槽の砂底を厚くする以外は、普通の海水魚の飼育と変わらないみたいでした。
昔から生き物を飼うのが好きで、その頃は、アベニー・パファー等淡水魚を飼っていましたので、迷わず、すぐに海水魚水槽を立ち上げました。
最初は、30cm×30cm×40cmのキューブ水槽に、外部式フィルターをつけ、ライブロック、ヤドカリ3匹、ムシロ貝3匹、コイソ貝3匹を、立ち上げと同時に入れました。
そして、パイロットフィッシュとして、淡水魚水槽から「ブラックモーリー」を移しました。
なぜ、ブラックモーリーだったかというと、パイロットフィッシュとしてよくありがちなデバスズメダイとかコバルトスズメダイは、結構気性が荒いので、後でチンアナゴを入れたときに、砂から顔を出さない可能性があったことと、ブラックモーリーは、海水でも順応し、ゆくゆくは、淡水魚水槽に戻すことができると考えたからです。
また、早く水槽を立ち上げるために、バクテリア(※スーパーバイコム78&21PD)を投入し、外部フィルターのろ材(サブストラット)の残りと、バイコムバフィーを水槽内に入れエアレーションしました。
※スーパーバイコム78&21PD(海水用 スーパーバイコム スターターキット 250ml)
●海水水槽用の硝化バクテリアです。汽水水槽にもお使いいただけます。
●スーパーバイコム78硝化菌(透明ボトル)は、魚にとって有害なアンモニア、亜硝酸を分解し無毒化します。
●スーパーバイコム21PD(紫ボトル)は、有機物を速やかに分解し、白濁りなどを予防します。また、嫌気下(酸素のない状態)では脱窒を行います。
●水の立ち上げには、2種類のバクテリアが必要で、バイコムの硝化菌は独立行政法人産業総合研究所に菌を寄託しており、米国特許も取得しています。
ライブロックや砂に、茶ゴケが発生してきたので、マガキ貝も2匹追加投入しました。
そして、順調に水槽が立ち上がり、ついに、チンアナゴとニシキアナゴをお迎えすることができたのです。
水槽を立ち上げた当初の様子です。
最初のころは、チンアナゴもニシキアナゴも、なかなか住処が安定しませんでいたが、ようやく落ち着いてきました。
その後、ムシロ貝の産卵や・・・
ブラックモーリーの孵化という事件もありましたが・・・
ようやく水槽も安定してきました。
つづく
つづく
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